2016年5月16日

SR中のPP回復量

SR中のPP回復量を考えます。

SR中に攻撃操作またはPA操作をすることで、攻撃動作が発生することは周知の事実だと思います。この動作中の攻撃がエネミーに命中するとPPが回復するため、TMGにおける重要なPP回復手段となっています。

PP回復量については例のごとくwikiの当該ページを参照して頂きたいのですが、TMGのPP回復量には小数点以下の値が存在し、正確な計測が難しいとのことです。しかし、補足に書かれている値と実際の計測を照らしあわせておおよその計算をしました。
本記事では、攻撃によるPP回復に加え自然回復量も考慮し、武器によるSR中のPP回復量の違いを考えたいと思います。


※本記事は2016/5/16時点でのPSO2を対象としています。


PP回復量の増減

前提として、PP回復量を増減させる要素の存在を考えます。
まずはGuスキルであるAPPRとTMGマスタリー。これらは攻撃によるPP回復量を増加させます。また、TeスキルであるPPリストレイトやスーパートリートメント、PPコンバートは、PPの自然回復量を増加させます。
武器の潜在能力にもPPの回復量に関わってくるものがあります。オービット装備の特徴である機動応変や、初期のPP回復スキルであった光輝の癒しが代表的だと思います。
更には、フォトンブラストのケートス・プロイによってもPPの自然回復量は大きく増加します。
意図的な発動は難しいですが、PSEの効果によってもPP回復量が増加する場合があります。


実際の回復量

この記事の意図として、「普段私が使用しているミストールオービットの攻撃によるPP回復は有用なのか?」を考えたいということがありました。
という訳で、SR中のPP回復量を
・ミストールオービット (機動応変・一式)
・ラサハディス (剴切の接撃)
・セイントボーグ (光輝の癒し)
の3つの武器を用いて計測します。取得しているスキルはこちらを参照。関連しているスキルはAPPRとTMGマスタリー、PPリストレイトです。

機動応変・一式のPP回復量は(1.67×3)×(1+(1.0+0.6))+(1.0×3)=16.026となります。ここで1.6×3はSR中の攻撃による素のPP回復量、1+(1.0+0.6)はAPPRと機動応変による増加量、1.0×3はTMGマスタリーによる増加量です。

実際に試してきました。


PPが最大の時から、



3回連続でレスタを使用した際のPPが上のSSの様になります。



その後間髪入れずにSR攻撃をした際の値が上のSSです。
回復量が16ですので、計算結果は大体正しいと言えそうです。

さて。

同様にラサハディスは



18だけ回復しています。
セイントボーグは



PP最大値が違いますが、19回復しています。(ヴァーダーが別個体ですが気にしないでください。)

SR中のPPの自然回復量については、ここここを参考に(5/60)×37×1.4≒4.317と計算できます。
よって、ラサハディスとセイントボーグにおけるSR中のPP回復量は、それぞれ
ラサハディス : ((1.67×3)×(1+(1.0))+(1.0×3))+((5/60)×37×1.4)≒17.337
セイントボーグ : ((1.67×3)×(1+(1.0))+(1.0×3))+((5/60)×37×1.4×1.16)≒18.027
となります。
SSと誤差が発生していますが、それはSS中の自然回復量が37F分以上取られているからだと思われます。より厳密に、動画などを用いてフレーム単位の検証を行えば計算結果に近づくのではないでしょうか。

因みにPPリストレイトを考慮しない(Gu/HuやGu/Ra等)場合、ラサハディスの回復量は16.103です。


結果と考察

自然回復が止まっているとはいえ、オービットによるPP回復量はなかなかでした。しかし、僅かとはいえPP回復に影響を与えないTMGにすら劣ります。(Gu/Teの場合ですが。)
これが何を意味するかは人それぞれですが、SR20回に付きサテを撃てる回数が1回変わる、と考えればどうでしょうか。また、今回は考慮していませんが、PPコンバートの発動中やケートス・プロイの効果中は、より差が開きます。
他にも、機動応変・一式は納刀中のPP回復量を200%上昇させます。よって、納刀時の1FあたりのPP回復量は同条件で(5/60)×1.4×3となり、PPを16回復させるのに必要な時間は46F程度です。
こうした計算結果をどう受け止めるかはプレイヤー次第ですが、知識として持っておくといつか役に立つのでは無いでしょうか。



どうにも思考が浮き足立っているのでここまで。計算違いなど見つけられましたらご一報ください。

私のプレイングは特に変わらないと思いますが、オービットにおけるPP自然回復停止が思っていた通りに大きく、また攻撃時のPP回復量の増加が思っていた以上に大きかったことを再認識できました。

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