2016年4月27日

特化する理由を考察?

特化構成が好まれる理由を考えました。多分。

ゲームにおいては、何かに特化した構成が好まれる・優位に立つ場合が多いです。PSO2でも同様で、何かに特化した方が好まれがちです。例えば装備の特殊能力やマグは、打撃・射撃・法撃を均等に盛るよりはどれか一つを選ぶ方が好まれがちですよね。(前者は汎用性に優れているという意見がありますが。)
では、なぜそうなのか考えてみました。

※参考にしたものがなく、全て私の経験則や感じたことを元に書いています。
 いつも以上に信頼性に欠ける記事だと思いますので、ご注意ください。
※なかなか害悪な記事に仕上がったと思います。詳しい方が見ると
 「ゴシップ記事より酷いじゃないか!」と呆れられそうですが、冗談だと流してください。



始める前に注意を一つ
以下に書く文章は、私の思考をぐちゃぐちゃに煮詰めたものです。
本からの受け売りになりますが、そういったものを読む際、言葉のまま捉えず、私の考えに流されないでください。井戸を覗いていいのは井戸の縁で留まれる奴か井戸に落ちる覚悟がある奴だけだ、とはよく言ったものだと思います。他人の意見を鵜呑みにせず、しっかりと理解・精査し、必要であれば取り込み発展できる人以外は読み進めない方がいいと思います。…①


の文章を読んでなるほど、と思った方は危険です。「なに言ってるんだコイツ」と穿った見方で読んでいただけた方がいいと思います。反論を出せるなら、その分理解してくださってる可能性が高いです。私の意見に毒されないでください。


と言いつつ、私の考えはとても浅いので誰にでも理解できると思います。降旗さんの様になられるのを心配したのですが、そんな格式高いものではない上にゲーム記事ですので。

前段でうだうだやっていても仕方ないので、適当に始めます。



現実とゲーム

なかなか嫌な見出しですが。
現実とゲームには、違う部分があります。(いっぱいあるよ、なんて言わないでくださいね、ゲームは現実の一部です。なので、本来は比較するのがおかしいのですが。)
今回取り扱うのは、「アナログ」世界としての「現実」と、「デジタル」世界としての「ゲーム」ということにしてください。アナログとは、連続的な値(連続量)を取るもの。対してデジタルとは、離散的な値(離散量)を取るものです。情報系の分野に携わっている方にとっては常識でしょうけど、大雑把に説明すると、連続量というのは「微妙な値」を取るよ、ということです。例えば「0と2の間は?」という質問に対し、離散量では1と確定しますが連続量では0.5や1/3などの微妙な値もあり得ます。(本当に大雑把な例です。そもそも数字を使ってしまうと大抵離散量になってしまいます。何度も言いますが鵜呑みにしないでください。)

余談ですが、現実世界がアナログ世界である、とは言えません。胡蝶の夢の様なお話ではなく、本当に連続的な値が存在するか、という問題が存在します。(あまり詳しくないので間違ってる気がします。)すべての事柄を数字で表せられるか否か、ということに近いですね。例えばある点からある点までの距離を測った時、その距離は連続量を取り得るでしょうか。一見して無限小数を取り得るように見えますが、原子や素粒子よりももっともっと小さな視点で見ると一意に定まってしまうのではないでしょうか。
現実世界がデジタルなものであるという考えは、ラプラスの悪魔からも見られます。現実世界をシミュレートできるという考えは、全てのものが収束する値で表現できてしまうというものではないでしょうか。SFですが、「人は乱数を生み出せない」という考えが乗っていました。現段階では、人の思考や感情は神経細胞の繋がりや電気の流れによって表現されていると考えられていて、それらが離散的なものであるならシミュレーション可能である、ということです。だんだん、地下室の青年が恐れていた世界に近づいていますね。
しかし、本記事では現実世界がアナログ的な値で構成されているという前提で話を進めさせてください。

余談が長くなりました。言いたいことはつまり、ゲームは常に離散的な値を取るため現実に比べて考えられる状況数が少ないということです。また、リソースや管理の問題からプレイヤーができることは限られます。よって、ゲーム中に取り得る行動は限られた選択肢から選んでいくことになります。

さて、ようやく本題です。
現実世界では、さまざまな状況があり得、それらに対処していく必要があります。いつ空から粘菌が降ってきてもおかしくない訳です。社会ではよくオールマイティな人間が必要とされていますが、これはこうした理由があるからでしょう。特化していなくてもいいから、色んなことに(そこそこ)対処できる人間が有利なんです。(一芸に秀でた人間も重宝されますが。ただ、サヴァン症候群の方々の様に、あまりに特化しすぎて社会的に不利になってしまうこともあります。)
一方でゲーム中は、限られた行動から自分の取る行動を選択していきます。その選択肢は限られていて、状況も限定的です。こうなると、その状況に対してより優れた対応ができる者が有利になります。

変な例を挙げます。
例えば目の前にロックベアがいて、そのままでは危害を加えてくるのでどうにかしないといけないとします。現実世界なら、逃げたり、手懐けたり色々な対処があり得るでしょう。逃げるにしてもただ逃げ足が早ければいいわけではなく、逃げた先に川があれば泳ぎの上手さも関わってくるでしょうし、途中であった人に話して助けを請う対話術も有効かもしれません。逃げ足の速さだけでは生き残れない可能性があります。
しかしゲームでは、「倒す」「逃げる」の二つ程度しか選択肢がありません。(特殊な状況で「捕獲する」が追加されます。)倒すにしても逃げるにしても、基本的に状況は変化せず、泳ぎや対話の必要は発生しません。つまり、倒すなら火力が、逃げるなら逃げ足があれば十分なわけです。

以上が、ゲーム内で「特化」が推奨される理由の一つです。


上限

もう一つ、理由を挙げたいと思います。
それは、ゲーム内の数値には上限があることです。(上の理由と被るところが多いですが。)

例えばスキルポイント。これは上限があり、現在のところ全てのスキルを取ることはできません。他にも、武器の攻撃力やレベルといった要素にも上限があります。

全てを網羅できるなら、もちろんそうした方が強いです。何故って、特化のついでに網羅できるのですから。(または網羅のついでに特化できるのですから。)
あ、この場合デメリットとなるものの存在は考えていません。(PSO2では常にデメリットを負うスキルはほぼないですよね。スタンススキルにはデメリットが存在するものもありますが、ON/OFFの切り替えができます。限定的な状況では、テリトリーバーストを取ってるせいで余計な場所まで補助をかけてしまった、HPアップのせいでオートメイトスキルが発動せずに二発目で床を舐めた、などが挙げられるのでしょうか。(パッシブスキルでしたが、PSO2で最強の自己弱体化スキルだったウォンドラバーズは面白かったです。修正されて良いスキルになりましたね。))

括弧内で話が逸れました。
ともかく、使える数値の上限が決まっているので、最高レベルが決まります。そして、一人で最高レベルのことを全て網羅することはできないようになっています。必然的に一人で様々な役割を背負おうとすると、その分それぞれが疎かになります。それだけなら良いのですが、PSO2はマルチプレイヤー型のゲームなので、自分がそこそこできることを他の特化したプレイヤーはより高いレベルで実現します。その時、ほとんどの場合そこそこできる人はその役目を持てません。

ちょっと話がずれますが、ポケモンには「役割」という概念があります。(ポケモンの3値を知っている方なら大抵ご存知かと思います。)「~は~に役割を持つ」などと言った風に使い、そのポケモンがパーティー内で果たすべき仕事を割り振ります。この時、(場合にもよりますが)攻撃様に調整したポケモンに防御型の役割を振ることはまずありません。更に、基本的に役割が明確になるように、ポケモンのステータスを調整します。
これも使える数値が限られているからで(初代は除く)、あるポケモンが攻撃も防御も、と中途半端になってしまうよりはそれぞれに仕事を分担させた方が有利に働くからです。攻撃特化なら相手を一撃で倒して余計なダメージを受けないのに、中途半端にしたせいで倒し切れず反撃をもらってしまう、みたいな感じです。

PSO2にも似たような性質があり、さっさと敵を倒せるならその方がダメージを受けずに済みます。つまり、火力に特化した方が強いということです。また、レスタ二回でやっと全快させるより、一回で全快させた方がいいというレスタ特化もあります。(まあ、特化して無駄だと言われることもありますが。世の中にはA.I.Sをレスタで回復させる強者がいるようですね。1ヒットあたり2000以上回復するとか。ここまで来ると無駄ではない気がします。)

とにかく、役割を多く抱えて他人に奪われるより、自分にできることを精一杯突き詰めた方が有利になれるということです。



疲れたので止めます。書いているうちに正しいと思ってる考えが揺らいで大変でした。
メモによると、「デジタル世界で予測できないこと」から「量子コンピュータ」に発展し(2011年にD-Wave System社が試作したそうですね。Googleの動きも気になってます)、ジョン・タイターに触れる予定だったみたいです。(どうでもいいですが、PSO2は現在2028年で2038年の10年前なんですね。)

なかなか電波に羅列してますが、普段こんなことを考えているよ、ということで。
信頼性どころの話じゃなく、嘘を吹き込んでるんじゃないかと思われるような出来ですが、とにかくここまで。お粗末さまでした。

0 件のコメント:

コメントを投稿